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エンジニアとして成長をしていなかった自分、DIVXに入社してから変わったこと


目次[非表示]

  1. 1.はじめに
  2. 2.入社前と入社後の違い
  3. 3.実際に業務を通して感じたこと
  4. 4.変化したこと
  5. 5.さいごに

こちらの記事はDIVXアドベントカレンダー2023の12日目の記事です。

はじめに

こんにちは!DIVXエンジニアの高山です。
今回のテーマは、DIVXに入社してからのお話です。案件に配属されてどのような経験や学びを得てきたか、自分の中で変化したことについて書いていきたいと思います。

入社前と入社後の違い

入社前は、WEB制作会社やWEBデザイン会社で基本的にWEBサイトの制作をしていました。基本的にはWEBサイトのコーディングで、HTMLやCSSからのコード記述や、WordPressやShopifyやEC-CubeなどのCMSを用いたり、動的な部分ではJavaScriptやjQueryを組み込んで動きをつけたりしていました。基本的には入社してすぐにPCとタスクを渡され納期までにホームページの作成や運用をもくもくと1人で行っていました。


しかし、DIVXに入社したことで、私の働き方は大きく変わりました。驚いたのは、DIVXにはしっかりとした教育体制が整っていたことです。今までに勤めた会社では研修を受けたことは殆どありませんでした。同じIT・WEB業界であるWEB制作会社に勤めていた時は、入社してからすぐに業務用のPCを渡されて「午前中までに自分の使いやすいようにプラットフォームやツールをいれて環境整えて」と指示が来て、午後からは「ここの機能を修正して欲しい」とタスクを渡されるので入社即日から研修なしにgitをクローンして作業を行なっていました。研修という概念は私の中にはなく現場に入ってから覚えていくものだと思っていました。


しかしDIVXでは1ヶ月以上の期間にわたる多様な研修プログラムがありました。

まず1つ目に、CTO研修です。どのような研修かを一言でいうならば、エンジニアとして働く上での考え方を定着できる研修です。「横着してはいけないんだよ」「エラー文を読まないで理解しないことは横着だよ、DIVXでの横着の定義について」とこと細やかに研修を教えていただけます。


2つ目に、UNCOMMON研修です。主に、思考力・文章力をどのように考えそれを実務に生かすかを考える研修です。時間最適化のための業務で行うチャットの送り方であったりコミュニケーションコストの削減を考え方を学ぶことができます。親会社divの教育事業で実際に使用されていた動画を用いながら、実際にペアを組み講座に従って構想し説明、意見交換、簡潔に説明など仕事をする上でパフォーマンス向上を行うための研修を行います。


3つ目は、バディ研修です。一定以上グレードに達するベテランの先輩がマンツーマンで付いて教えてくれる研修です。どんなことをするかというと、拠点ごとに違うと思うのですが、私の居る福岡拠点では「1つのWEBアプリケーションを作成しよう」というもので、作るアプリを自分で決めて要件定義からDB設計、フロントエンドとバックエンドまで全てを1通り作成するというものでした。私はその時Twitterみたいなアプリを作成しようと思い、フロントエンド側はNuxt.js(Vue.js)、バックエンド側はRuby on Rails(Ruby)で作成しました。しかし、WEBサイトをメインとして作成をしていた私は全く作れない訳であって、バディの方を頼るしかなかったです。ただそこが肝心なところであって、誰かを頼る、進捗を共有する、早めの連絡をする、ということを身を持って学びました。バディの方も「わからなかったらいつでも聞いていいからね、むしろいつでも声かけて」と相談しやすい空間を作ってくれて、おかげさまで無事研修を完遂することができました。WEBアプリケーションの基本的な技術的スキルも身につけることができましたが、「なんとしてでも納期に間に合わせる」というエンジニアとして当たり前であり且つ、最も大切なマインドが身についたことが何よりも良かったと思います。

実際に業務を通して感じたこと

様々な研修を経て、ついに実際のプロジェクトに配属された際、一つの明確な感覚が自分の中に生まれました。それは研修を受けた結果、「タスクを効率的にこなす力」が身に付いているという実感です。プロジェクトによって使用する言語やプラットフォームは多様で、新しい技術に触れる機会が多いにも関わらず、アプリ開発、修正、運用といったタスクを乗り越えることができました。最初は自分でも気づかなかったのですが、タスクをこなすだけのマインドセットが自然と身についていたのです。これは研修で学んだ「進捗を共有し、不明な点は積極的に相談する」という姿勢が活かされているためだと思います。エンジニアとしてのマインドセットを研修段階で徹底的に教育する体制、そして仲間同士でサポートし合う体制が整っていることは、私たちの組織にとって非常に価値のある特徴だと感じています。

変化したこと

結論、入社してから変わったことは「思考(マインド)」です。


個人で問題を解決するのではなく、誰かに頼ること、相談すること、共有すること、そして協力してタスクを遂行することに重点を置いています。パフォーマンスを出すための考え方やエンジニアとしての成長を促進させるマインドです。かつての私はこのような考え方を持っていませんでした。ディレクターからウェブサイトのデザインを受け取った際、常に一人で作業を進める必要がありました。納期内に高難易度の作業に直面し、進捗が止まることもありましたが、その際も頼る人がおらず、一人で解決策を見つけ出す必要がありました。


DIVXでは思考のアプローチが全く異なります。プロジェクトに参画すれば私たちは課題を解決する体制で全力でサポートします。メンバー全員が互いに支え合う相互サポートのマインドに基づいているのかと思います。単に手助けをするのではなく「単純なコピペではなく、ログを詳細に追って問題の根本を理解すること」や「自身で書いたソースコードの一行一行を説明できるようにすること」など、個々のスキル向上と深い理解を促進する指導を行います。一時的な問題解決に留まらず、長期的な成長と自立を目指していると思います。


また私自身もチームの一員としてできる限り協力する姿勢でいます。私たちのチームでは、互いに学び、互いに教え合う文化が根付いており、その結果、個々の能力だけでなく、チーム全体としての能力も向上しています。教育や支援することに関しては、DIVXの大きな強みだと思います。
このような体制が成長を加速させてくれました。私たちのプロジェクト成功の不可欠な要素であり、今ではその重要性を確信しています。

さいごに

DIVXに入社して以来、私の働き方は大きく変わりました。一人で作業し自ら解決策を見つけることが常だった私ですが、それは間違っていたということ。チーム開発である以上チームで一丸となってプロジェクトを遂行する、そのためには、単に技術的なスキルだけではなくチームとしての立ち回りを行い問題を解決する大切さを知りました。


1人じゃこなせないこともある。そういう時は頼ってもいいのではというマインド。頼らなければプロジェクトが遅れてしまい逆に迷惑をかけてしまう可能性だってあること。DIVXでの協力的で成長を促す環境がプロジェクト成功の鍵であると深く理解し、これからも学びと成長を求めていきたいと思います。


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