GMOあおぞらネット銀行
開発事例【FinTech】

ichibar(イチバー) 組込型金融マーケットプレイス※に出品するパーツの開発

GMOあおぞらネット銀行が提供する「ichibar組込型金融金融マーケットプレイス(以下、ichibar)」に出品するパーツの開発事例を紹介します。今回はGMOあおぞらネット銀行のCTO 矢上聡洋 様、プロダクト&オペレーショングループ CTOオフィス 橋口智典 様にお話を伺いました。

※ichibar 組込型金融マーケットプレイスとは:組込型金融に活用できる銀行機能パーツや、ビジネスアイデアを入手・出品ができるマーケットプレイスと、共創・検証が可能なビジネスコミュニティを兼ね備えた、組込型金融(エンベデッド・ファイナンス)のプラットフォームです。

 業界 : 金融、ネット銀行業界 : 金融、ネット銀行

業界 : 金融、ネット銀行

クライアント : GMOあおぞらネット銀行

プロジェクト概要 : 新規開発、Fintech

対応範囲 : デザイン、プロトタイプ作成、実装

 

GMOあおぞらネット銀行様

左:CTO 矢上聡洋 様
右:プロダクト&オペレーショングループ CTOオフィス 橋口智典様

GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行とGMOインターネットグループが共同出資するネット銀行です。
当社の強みである技術力を生かしシステム開発を内製化することにより、お客さまに安価な手数料や優位性のあるサービス、ユーザビリティの良さなどが特長です。創業間もない企業さまから大企業さままでさまざまなフェーズの企業さまにご活用いただけるサービスを提供しております。

GMOあおぞらネット銀行が抱えていた課題

当社は、かんたん組込型金融サービスを提供しております。かんたん組込型金融サービスとは、銀行APIや専用支店などの銀行機能を事業者さまのサービスに組み込み、エンドユーザー(事業者さまのお客さま)に、新たな体験価値を提供するサービスです。
また、当社では、そのかんたん組込型金融サービスのさらなる普及・発展のために、各種銀行機能パーツを提供する場として「ichibar」を運営しており、こちらに出品するパーツの開発を行う企業を探していました。

CTO 矢上聡洋 様

DIVXの選定理由は「対応の柔軟さ」と「スピード感の速さ」

日本において、組込型金融そのものが発展過程にある中、マーケットプレイスにどういった銀行機能パーツを出品するのが良いかという正解はありません。いろいろなアイデアをもとにアジャイル的に開発を進めたかったので、柔軟性とスピード感を重要視していました。

DIVXさんと最初にお話しさせていただいたときに、Issue zeroというサービスを紹介いただきました。時間単位で開発を柔軟に対応できるというサービスはとても斬新で、面白いと思いました。ichibarに出品するパーツ開発の案件が立ち上がった際に、真っ先に柔軟にご対応いただけるDIVXさんに相談し、相談から開発チームの調整までなんと1週間というスピードでご提案をいただき、スムーズに開発をお願いしました。

CTOオフィス 橋口智典様

今後のプロダクト開発も一緒に進めていただけたらと考えています

ニッチなAPIである銀行APIを使っての開発なので、立ち上がりに少し時間がかかりましたが、立ち上がってからは開発のスピードも早く、期待以上のものをスピード感をもって開発いただけたので満足しています。
今後は、パーツの開発にとどまらず、当社のお客さまに銀行APIを便利に使っていただくためのSDKの開発や、銀行APIを使ったプロダクトの開発も一緒に進めていただけたらと考えています。今回、CTO・プロダクトオーナーの方が丁寧に仕様設計をしてくれていたこともあり開発着手した段階から大きく外れることもなくスケジュール通りリリースすることができました。

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